ブエルタ・ア・エスパーニャ終了
■ コボ、カンタブリア地方初の総合優勝者


寡黙な男、と地元政治家をしていわしめたフアンホ・コボの優勝で幕を閉じたブエルタ。
カンタブリア地方出身者のブエルタ優勝は初めて。
地元知事が大喜びしている。
http://www.as.com/ciclismo/articulo/zapatero-felicita-cobo-brillante-victoria/20110911dasdascic_9/Tes

サパテロ首相もコボに祝電を送ったという。
その他もろもろの選手の一人だった彼が、一夜にして一国の主に名指しで祝福を受けるという事実。
優勝すればこそ。
「優勝して、今までの労苦が報われましたね」
という首相の言葉を心底実感しているに違いない。

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オラーノとヒメネスがチームメイト同士で大分裂して優勝を奪い合った98年、
ウルリッヒが追いすがるガルデアノをシャットアウトした99年、
私のブエルタの記憶はこのあたりから始まる。

これら2つの闘いの他にも、印象的だった大会がある。
エラスとノサルが総合優勝をかけた最後の山岳TTで争いあった年、
カセロが首位に君臨していたセビーヤを最終日TTで大逆転してしまってシラけた年。

なかなか個性的な闘いが多かった。

が、カセロがTTの力だけで優勝をさらった年は、苦虫をかみつぶして見ていた関係者が多かった。

大逆転の面白い展開を期待しつつ、いざ実際にそれがなされてしまったら、一同ドッチラケという実態。
一度もリーダージャージを期間中着ていなかった人が、最後の最後の表彰台だけリーダージャージをまというという違和感。

ジェットコースターの展開は、それほどエキサイティングではない、そう気づいたかブエルタ。

日程表の最終日に長距離TTをもっていくことには懲りたような感がある。
といことで、今回はクライマーのコボが、無事リーダージャージに収まった。

一方、01年、天下のTT大逆転勝利を収めたカセロは、その年の世界選に選ばれなかった。
油揚げをさらったトンビのごとく、カセロのことを関係者が認知しなかった、その表れだった。
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by maillotvert | 2011-09-22 12:22 | Road Races
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