アルベルト・コンタドールの判決文:「血液輸血というより、経口サプリメント汚染による可能性」
2010年ツールで出た陽性結果が、このほど確定したアルベルト・コンタドール。
このほどスポーツ調停裁判所CASの判決文原文を読んでみた。

「the Athlete's positive test for clenbuterol is more likely to have been caused by the ingestion of a contaminated food supplement rather than by a blood transfusion or the ingestion of contaminated meat.」

『アスリート(コンタドール)のクレンブテロールによる陽性結果は、汚染肉摂取や、血液輸血によるものというより、汚染された経口サプリメント摂取により引き起こされた可能性の方が高い。』
とある。

続く文章によると、結局今回の裁定は、そのサプリメントを”間違って”摂取してしまったという証明ができなかった事による、と。

CASが注目したのは、ちまたで争点になっていた牛肉でも、血液ドーピングでもなく、というところがミソだ。

コンタドールの弁護団は、焦点を誤って弁護し続けていた感がなくもない。
彼の消化器系に、どうしてそうしたサプリメントが入ったかを証明できれば無実になった。

モビスターのルイ・コスタのように、汚染サプリメントが特定できて、放免になったケースもある。

ただ、
・そのサプリメント多量摂取が証明不可だったから、弁護団は争点を肉に転じた可能性もゼロではない。
・一方で、血液輸血用のプラスチックバッグの成分が出た、とあれほど言われたので、コンタドール側は、それを取り消すことに躍起になり、その反論ポイントとして、汚染肉に固執し過ぎた可能性も否定できない。

いずれにせよ、どこか結末がモヤモヤっとしている感じを受けるのは、この判決文のせいでもある。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[PR]
by maillotvert | 2012-02-09 07:47 | Riders
<< Radioshackのエンデュ... プジョーがスポンサードする「P... >>