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盛り上がっていたらしい1990年世界選とブリッツェンクリテリウム
「時を遡りたい」、とか「時計の針を戻したい」、などとこれまで思ったことはほとんどない私だけれど、この時ばかりは、後戻りしたい!と心底思ったものだ:
1990年、UCI世界選ロードが宇都宮で開催されていた、と知った時は。。。

大事なものをミスってしまったらしい、もう取り返しがつかないや、、、みたいな。

とはいえ、1990年といえば、Jスポーツも放送開始してないし、
今でこそ大盛り上がりの宇都宮も、ほんの少し前までは選手との交流の場もなく、
ましてそれが20年も前の1990年ともなれば、静かーで地味な応援風景を想像したりするのだけど、
それがどうやら、降ってわいたような賑わいだったらしい。

SSさんからの再度の便りには、こんなふうに書かれていた:
チョサスの件、特にアンコウさんの記憶力にびっくり。
1990年当時、ロードレースがマイナーな存在だったのは間違いないと思いますが、そのぶんファンはディープだったんでしょうね。
でも、世界選のあの観客の多さと盛り上がりを思い出すと、本当にマイナーだったのか、今でも不思議な気分になります

当時を想像するに -

普段周囲にはロードファンもおらず、交流もなし、そんな環境にいたのに、会場に行ったらどこからともなく降ってわいたように大盛況でびっくり、そんな感じだろうか。

おそらく - 
・ブログもツイッターもFacebookもなく、ロードレースなんて今よりもっともっとマイナーであったろう当時でも、地道なファンはおり、情報不足だからこそ、情報に飢えていた。
・選手たちがネット媒体を通じて積極的に情報発信する今とは違い、選手たちが身近な存在に感じられるわけでなし、雲の上の存在のようだったかもしれない。
・そんなところへ世界随一の選手たちを東洋の端っこの我が国が迎えることになり、ウワサを聞きつけた日本中のファンたちが千載一遇のチャンス!とばかり、色めき立って日本全国から宇都宮を目指した。。。

そんな様子を想像したりする。


ところで上述のSSさんの、今回のメールの終始は、ブリッツェンクリテリウムだった:

ところで、今日は宇都宮の鬼怒川河川敷で、ブリッツェンクリテリウムが開催されました。
あいにく、冬曇りの寒い一日でしたが、小学生と高校生以上の2クラスあって、なかなか盛況でした。
例によって、ブリッツェンの選手達は伴走として予選から出ずっぱり。全く頭が下がります。
早く、彼らがトレーニングに専念できる環境が出来ればいいのに、と思う反面、
できるだけ身近で接したいというミーハー心もあり、複雑な心境

以下、写真もSSさん。
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by maillotvert | 2012-02-28 08:09 | Road Races
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