地元アントワープ郊外ではなかなかいい味を出しているセミクラシックのシュヘルドプレイス。
・ 2008年、観戦しに行った時に優勝した(それ以前も以降も優勝しており、去年のディフェンディングチャンプでもある)カヴェンディッシュが、ベイビー誕生時期と重なったため欠場となったり; ・ やたら活躍目覚ましいキッテルが再び本レースでも優勝を飾ったり; ・ ゴール地点で、女性カメラマンのタズ・ダーリング(ルーラーの写真もてがけており、09年サイクルモード東京に来日。ちょっとパンクな感じのイギリス人女性)が落車に巻き込まれて顎を骨折したといい; と、昨日いろいろ話題を振りまいた。 でもあの08年のゴールは、これまで見た中でも忘れられないものだった。 なにしろゴール手前50mまではボーネンが先頭で、勝ちを確信してウィニングポーズまでしてしまったのだから。それを、目も覚めるようなアクセレレーションで追い抜いたのがカヴェンディッシュ。 私が陣取ったゴール手前数十メートル地点では、ボーネン勝った、そう思った。 それが世紀の大逆転とは。 (そういやあ、翌年パリ~ルーベで出会ったベルギー人のロードファンに、シュヘルドプレイスが好き、と言ったら、まったく通じなかったっけ。シュヘルドプレイシ、というのをそのままカタカナ読みにしても、わかってもらえず。喉の奥から発するあの音は、無理。カタカナとは別物なのだ。) くだんのいわくつきゴール(ベルギーのTVから) 勝ちを確信ボーネン >おっと、カヴが鋭くさす やったぜ!狂喜のカヴ . ■ ゴールスプリント ボーネンがカヴェンディッシュに敗れる瞬間>上から ゴール直前右のボーネンリード 勝ちを確信ボーネン あれ?不意打ちを食らうボーネン . ■ カヴェンディッシュ、シャンパンファイトで調子に乗りすぎてすってんころりん はしゃぎすぎて後ろに滑った おっと 背中から倒れこむ ボーネンもびっくり どっこいしょ 失態ちょっと恥ずかしい 本レースの模様はベルギーのTVでもバッチリ放映され、ボーネンがカヴェンディッシュに 優勝をさらわれるシーンとカヴェンディッシュのシャンパンファイトすってんころりんを重点的に流していた。 私が見に行った2008年当時、余り日本では知られていないレースだったけど、パリ~ルーベの興奮に比べてもひけをとらないぐらい、ベルギーファンの熱狂振りは圧巻だった。
by maillotvert
| 2012-04-05 08:00
| Road Races
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