ジロ、ガリレオがいた風景
09年ジロ、パドヴァのスタート地点となったPrato della Valle プラト・デッラ・ヴァッレは、彫像が林立し、アンティークな香りに包まれた見目麗しい広場。

パドヴァ大学で解剖教室を開催したガリレオ・ガリレイの彫刻もこの広大な敷地のどこかに紛れ込んでいるのだそう。
あの時、探し当てることができなかったのは心残りだけれど。

この無数の彫刻には、世に広く知られているわけではないものの、パドヴァの地元名士、という人物も多々いる由。

例えば、はるばる日本からやってきたTVの撮影隊を上から見下ろしているこのプリーツスカートにハイソックスの彫像(違)は、アンドレア・ダ・レカナーティ。
パドヴァで学んだ医師/哲学者なのだとか。
にこやかな顔を向ける日本人クルー御一行様たち、ジログッズにご満悦で、そんなことは知る由もなく。

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こちらはアントニオ・ザッコ。
ヴェネツィアの総督で、パドヴァで死去したという。
帽子が立派で、あたかも頭上で鳩が羽を休めているかのよう。
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彫刻ひとりひとり確認していけば、話も夢も膨らんでさぞ楽しかろう、とは思うものの、ジロスタートの号砲とともに踵を返して空港行きのバスに飛び乗ることになる身に、そんな余裕は無論なく。

それでも、皇居東御苑の向こうを張るような古代もどきの中世ロマン溢れるお堀に縁どられたのどかな景色を前に、しばし本来の目的であるジロをも忘れて、まったりと雰囲気に浸ってみる。
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とはいえちょっと気を抜いて、視線を左斜め5度方向に外そうものならば、この通りなわけだけど。
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また行きたいパドヴァ。
いや正確には、この街に惹かれてこの後1度舞い戻っている。
でも、またもやガリレオの彫像探しをするのを忘れてしまい、いまだに消化不良。
さらなる再訪を果たすと意気込んでいる。

ジョットの青をまだ目に焼き付け足りないスクロヴェーニ礼拝堂と、洗礼堂に広がるメナブオイの花畑に埋もれたようなキリストのフレスコ画との再会も夢見つつ。
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by maillotvert | 2012-04-24 23:30 | Road Races
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