あの時に撮った一枚、今見返してみると、複雑な感じがする、、、そんなことがあるものだ。
ドーピング犯の告白記事を人一倍熱心に周囲に読み聞かせ、「これはひでーや」と眉をひそめて提唱するリッコ(2007年LBL前日) その1年後にはリッコ自身、陽性反応でドーピングの悪癖が露呈している。 リッコが読んでいる記事は、元選手ヘスス・マンサノの「血液の作り方」論。 04年、マンサノはチームぐるみ(スペインのケルメ)のドーピングを告白。 06年にはスペインスポーツ界全体で血液ドーピングが行われていたことが発覚。いわゆるオペラシオンプエルトが勃発。 そこでマンサノが再び脚光を浴び、彼が血液をいかにコントロールしたか(実際は、いかにずさんな管理をしていたか)が記事をにぎわせた。 その時の新聞記事が、上記写真でリッコが読んでいるもの。 あのとき、リッコはこの記事を人一倍熱心に読んでいた。 社会派なんだなぁという印象をもち写真に収めたけれど、今考えれば、 どういうリスクがあるかなどを綿密に分析してたのかもしれない。 5/6のエントリーの中で、こう綴った: 『昔の記事の中には、ごくたまに、読み返すと「あちゃー orz」と思うものがあるものだ』 昔と今はふつうストレートに繋がって行くと思いがちだけど、 昔感じたことが間違いであったことを後になって知った時、昔と今はひしゃげた形で結びついて行く。 それを、ふとした拍子に気づかせてくれるのが以前の文章とか写真だったりする。
by maillotvert
| 2012-05-12 09:52
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