2012年 04月 03日 ( 1 )
サクソバンク ワールドツアーライセンス保持が決定した理由
今年2月、アルベルト・コンタドールの陽性判定が確定し、おととしツール以降の成績(*)と、去年の成績が抹消。UCIポイントが剥奪されたことによる影響は、彼個人のレース出場停止という処分のみにとどまらなかった。
(* といっても彼はツール終了後謹慎処分となり、2010年はそれ以降レースに出ていなかったので、2010年の成績のうち抹消となったのはツールの成績のみ。)

チームランキングは、所属する選手のポイント累計で決定するため、コンタドールが所属していたサクソバンクのチーム順位は急降下。
なにしろチーム全体の68%ともいわれるポイントを一人で稼いでいた。
彼を除いた戦力だけでは、確実にトップのワールドツアーチームの位置を保持できず、ライセンス剥奪の窮地にさらされていた。

一人天下のチーム運営の危うさを浮き彫りにした格好だ。

トップチームの地位を決定づけるワールドツアーライセンス付与を取り消すかどうか、今年の2~3月にかけてUCIの直径組織であるライセンス委員会は審議段階に入っていた。

そしてこのほどなんとか、トップクラスのワールドツアーチームとして存続することが確定したという。(CN)
胸をなでおろしたことだろう、GMのリース、選手、スタッフたち。

もっとも、剥奪はないのでは、という見方が広がっていた。
中でも決定要因のひとつが(名鑑にも書いたけれど)、リースがコンタドールを獲得した時期。

陽性判定がアナウンスされるよりも前にチーム入りが公表された。
つまり、その段階でグレーということを関知せずに獲得したことが明らか。

さらに検査で陽性反応を出した当時、コンタドールの所属チームはアスタナ。
サクソバンクの責任は問えない。

とはいえサクソのワールドツアーライセンスの失効期限は今年末。
チーム体制を立て直さないと。
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by maillotvert | 2012-04-03 08:05 | Riders