2012年 05月 06日 ( 1 )
ジロ初日プロローグの覇者テイラー・フィニーの過去の記事から
アメリカ人がツールの一斉スタートコースで初めて区間優勝をあげたのは'86年のこと。
栄光に浴したのは、セブンイレブンチームのデイヴィス・フィニー。
昨日ジロ初日を飾ったテイラー・フィニーの父親だ。
現在パーキンソン病と闘っている。

デイヴィスは1988年Velonews最優秀アメリカ人選手賞を受賞。
親子2代で活躍中。

というわけで、過去のフィニー関連のアーカイブ2本。

最初のニュースは、フィニーが07年当時、いかに高く買われていたかを物語る。
コンタドールやライプハイマーより先、ランスの次に風洞実験体験者に抜擢されている。

ちなみに、2番目のニュースに出てくるランディス06年Velonews賞受賞関連ニュースの中では、その受賞理由に虚を突かれた:
「彼の活躍ぶりには、一点の曇りもないから」!??

昔の記事の中には、ごくたまに、読み返すと「あちゃー orz」と思うものがあるものだ。


=== 2008年11月のアーカイブから ===

先日来来取りざたされているランス・アームストロングの風洞実験@サンディエゴ。
風洞トンネルを使って、エアロダイナミクスの最適化を図るというもの。

ディスカバリーチャンネル時代にランスのまわりに集まったF1チームと呼ばれる流体力学のプロたちが再度結集。

同じ日、ランスのあとに実験にトライしたのは、米国トラック界の新星テイラー・フィニー。追い抜きで目下驀進中。
フィニーは来年、素質を見込まれランスのU-23チームで走る。

翌日にはライプハイマーとコンタドールも実験を行った。


=== 2007年1月のトクダネアーカイブから ===

雑誌Velonewsが読者投票で選んだ2006年北米最優秀男子選手はフロイド・ランディスだった。ツールでの疑惑は晴れていないものの、第一回大会となったツール・ド・カリフォルニアで優勝した。受賞理由は、『彼の06年の活躍ぶりには一点の曇りもないから』、なのだとか。

2006 フロイド・ランディス
2005 ランス・アームストロング
2004 クリス・ホーナー
2003 タイラー・ハミルトン
2002 ランス・アームストロング
2001 ローランド・グリーン
2000 マーティ・ノースタイン
1999 ランス・アームストロング
1998 ランス・アームストロング
1997 ボビー・ジューリック
1996 ランス・アームストロング
1995 ランス・アームストロング
1994 マーティ・ノースタイン
1993 ランス・アームストロング
1992 アンディ・ハンプステン
1991 マイク・エングルマン
1990 グレッグ・レモン
1989 グレッグ・オラベツ
1988 デイヴィス・フィニー

過去の受賞者を見ると少々意外だったり、なるほど、と思ったり --------------

● ツール7連覇を果たしたランスが近年毎年受賞したのかと思いきや、7連勝中の受賞は3回だけ。初回、02年、7勝目の年だ。

● 逆に7連覇する前に、彼は4回受賞している。93年初受賞(オスロの世界選優勝、ツール区間優勝の年)、95年クラシカ・サンセバスティアン優勝、ツール区間優勝の年、96年フレッシュ・ワロン優勝の年、そして98年ガン克服してブエルタ総合4位に入った年。

● 04年の受賞者はホーナー。長年の下積みを経てWebcorからサウニエルというトップチームにやっとカムバックできた年。

● 03年ハミルトンはやはりツール鎖骨骨折で区間優勝というのがアピールしたのだろう。

● 01年受賞者のグリーンはMTBの選手でこの年世界選を制した。

● 2000年、94年の受賞者ノースタインはケイリンで活躍した選手。

●97年はコフィディス時代のジューリック。ルート・デュ・スュッドなどで4勝を収めた。翌年彼はツールで総合3位になるが、ランスがガンから復帰した年だったので、ランスが受賞した。

●92年の受賞者は、ツールのラスプデュエズステージの覇者でありツール総合4位だったハンプステン。

● 91年の覇者は当時活躍していた選手らしい。リムザンなどで総合3位になるなど、ヨーロッパのレースにも出場。

● グレッグ・レモンは意外にも獲得は1度だけ。銃で撃たれ、重傷をおったあと(参考:KazGさんのサイト) ケガから復帰してツールでフィニヨンを辛くも破って優勝した89年ではなく、その次の90年のツール優勝時だ。

●89年の受賞者はUSチャンピオン。

● 88年の覇者フィニーはこの年クアーズクラシックで総合優勝。同大会区間22勝の記録保持者。
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by maillotvert | 2012-05-06 09:16 | Road Races