昨夜、内輪のロードレースファンの集いがあり、自慢のレア物ジャージなどが披露された。
そのほか私の知人の中には、「走行距離の割にジャージの数が多い」的な人や、「配偶者には、間引いて購入申告をしている」といった人もチラホラいる。 そんな感じでジャージ収集量が半端ではない友人は多々いるけれど、この人には敵わない、というつわものがいた。 純粋な個人収集家で、集めた数は840枚。でも1枚たりとも、他人には売らないという。販売目的ではなく、ピュアな収集心から集めたジャージなのだった。 フランス人の彼シルヴァンは、30代。視力や心臓血管に支障をきたすマルファン症候群を患っている。 そんな中、10歳の時にロードレースと出会う。 若い頃には目の手術11回、心臓手術2回。ハンデと向き合う日々に、彼を救ってくれたのがロード競技だった。 初めて買ったジャージは、96年。インデュラインの栄誉を讃える意味で、バネストのジャージを買った。 翌年、フランスロード選手支援団体を通じて知り合ったGANチームのエマニュエル・ユベールからジャージをプレゼントされ、2枚目を獲得。 3枚目は、2000年、ネットでジャージを購入。 それで瞬く間に840枚、というのが最初信じられなかったのだが(しかも最後のジャージはマネキンに着せて写真を撮っているし)、だがよく見るとジャージには「シルヴァンへ」というサイン入りが多い。 なるほど、彼の自転車競技への熱意に打たれた人々が、応援に対する感謝の印に手渡すケースが多いようで、ジャージをくれた選手やチームへの謝意のページもあった。 一挙公開840枚のジャージ: 1~100枚目 101~200枚目 201~300枚目 301~400枚目 401~500枚目 501~600枚目 601~700枚目 701~800枚目 801~900枚目 TOP page こんなサイトを見つけたのは、元レラックスの選手ナコール・ブルゴス(Nacor Burgos)のツイッターがキッカケ。 彼は、震災被害を思いやってのことなのか、ツイッターのアイコンに日ノ丸をつけていた。 前はついていなかったのに。 ちょっと検索してみたところ、彼のジャージを持っているシルヴァンのサイトがヒットしたのだった。
by maillotvert
| 2011-12-11 08:33
| Bicycle related
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