ジロ第3ステージ。
ロベルト・フェラーリ(アンドローニ・ジョカトリ)のゴールスプリント時の斜行によりなぎ倒された選手たち。 最も被害を受けて動けなかったマリアローザのフィニーのコメントが健気に映った。 「クラッシュのあとただちに路上に座り込み続けた。ちょっとショックでね。 救急車に乗り込んだら、右ひざが腫れてた。 アイシングしたらずいぶん痛みが和らいで、フィニッシュ地点に戻ったんだ。 だってピンクのジャージを着続けたかったから。 クラッシュしたのは残念だし、起こって欲しくはなかった。 でも、クラッシュも自転車競技の一部。 シリアスでないことを祈る。」(下記に原文) 一部後続選手が彼の上に乗り上げて行ったようにもみえ、ショックはさぞかしと。 元凶であるフェラーリは、一番ナーバスな集団スプリントゴールシーンで、道を横切るような進路変更。 確かに上から眺めると、ゴールシーンはケイオスそのもの。 ちょっとした突きや押しこみは多々。 でもそれでもそれなりに、秩序と不文律はあるはず。 “Immediately after the crash I stayed sat in the road because I was a bit shocked. I got in the ambulance and my right ankle was swollen. I put ice on it and so it’s a lot less painful. I then went back to the finish because I wanted to pull on the pink jersey. It’s a pity that I crashed, I wish it hadn’t happened. But crashing is part of cycling. I just hope it’s not serious.”(フィニーコメント) そして、フェラーリ降格もあり9位になったフミ。 エースのマシュー・ゴスを優勝に導いたその存在感がじわっと嬉しい。
by maillotvert
| 2012-05-08 08:02
| Road Races
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